日本労働評議会 高知県本部

【労評筑波大分会】3/13 筑波大教員に向けて「裁量労働制勉強会」を開催します。

労評茨城県本部の筑波大学分会での活動を報告します。

労評筑波大分会では、筑波大教員に向けて「裁量労働制勉強会」を企画しています。以下、その呼び掛け文です。

主催 日本労働評議会筑波大学分会

   日時3月13日()13時半~15時

   開催方法 ZOOM

   参加無料

 

研究や教育がやりたくて大学教員になったのに、実際は学内事務、会議、科研費の申請書などの書類作成に追われて研究・教育ができない―――そんな悩み、疑問、モヤモヤを抱えつつ、大学教員というのはこういう仕事だから、制度がこうなっているのだから仕方がない、と飲み込んでいる大学教員の方は多いのではないでしょうか。

大学教員という仕事がこのような不条理さを伴うものになったのは、明らかに歴史的・構造的な要因があります。そして、その過程で決定的な役割を果たしているのが、 2004年から「大学における教授研究」職にも適用されるようになった裁量労働制です。この制度の適用がはじまって以来、大学は大学教員を残業代支払い義務という歯止めなしで働かせ放題にすることが可能になりました。非常に問題の多い制度です。

「筑波大の学長選考を考える会」そして労働組合である日本労働評議会(労評)の顧問を務める指宿昭一弁護士とともに、この裁量労働制問題について考えてみませんか。筑波大では、一律に全ての教員に裁量労働制を適用することとされていますが、この扱いが適法と言えるのか、疑いがあります。本来適用対象とならない多くの教員が、法令に反して裁量労働制で働かされている可能性があると指宿弁護士は考えています。是非、皆さんの問題意識を持ち寄り、知恵を出し合って、問題を変えていく力としたいと思います。

3月13日()13時半から15時まで、労評筑波大分会主催にて、筑波大学に勤務する教職員の皆さんを対象に、「裁量労働制勉強会」を行います。リモート会議での開催ですので、皆さん、奮ってご参加ください。

 連絡はこちらまで→ rouhyou.c.i@gmail.com

 参加お申込みをいただいた方に、ZOOMURLを返信いたします。